人を幸せにする旅行術の意味
旅行に行きたいと考える時、多くの人はまずスタート地点として「自分」を中心にすると思います。
自分がどこに行きたいか?
自分が何をしたいか?
自分が何を食べたいか?
自分がどうやったら楽しめるか?
もちろん旅行に行くとなるとそれが普通だと思いますし、自分が旅行の計画をたてるとしたらそれは当たり前の考え方ですよね!
けれども「人を幸せにする旅行術」ではその名前の通り、中心に考えるのは「旅行に一緒に行く人(相手)」なのです。
一緒に行く人が好きな場所は?
一緒に行く人が好きな食べ物は?
一緒に行く人が苦手な事は?
一緒に行く人がどうすれば楽しめるか?
こういった事を考えて旅行のプランをたてます。
この人の事を考えて旅行のプランをたてるというのは、自分が旅行に行きたいと思って一緒に行く人を誘う以外に、例えば以下のようなシチュエーションにも使えます。
こんなシチュエーションにも使える!
- 旅行に行きたいと言ってきた恋人(彼氏・彼女)のために旅行を計画する場合
- 両親への恩返しのために旅行(一緒に行く)を計画する場合
- 両親に旅行をプレゼントする旅行(一緒に行かない)を計画する場合
- 記念日のサプライズとして恋人に旅行をプレゼントする場合
- 日頃の家事育児に疲れている妻へのお礼として旅行を計画する場合
- 毎日の仕事で疲れている夫への気分転換として旅行を計画する場合
- 傷ついた友人を励ますために旅行を計画する場合
- 社内旅行を計画する場合(少人数での旅行に限る)
このように自分自身が主体的に行きたいと思って行く場合以外に、様々なシチュエーションに活用できる手段が「人を幸せにする旅行術」です。
そもそもここであげたシチュエーションは全て人(相手)の事を思って考えた旅行だと思います。
その時点で目線は相手に行っていると思いますが、「人を幸せにする旅行術」を活用すれば、さらに相手に喜んでもらえる素晴らしい旅行となります。
ただし、1点だけ注意しなければいけない事があります。
それは、あなたも一緒に行く場合には、相手の事を考えすぎて、完全に相手にあわせてしまってはいけないという事です。
例えば、
・あなたは魚料理が食べられないのに、相手が寿司を好きだから寿司料理店に行く
・あなたは寒い地域が苦手なのに、冬に寒い場所へ行く
・あなたは海でのアクティビティが苦手なのに、マリンスポーツをする
といったものは、ただの接待旅行になります。
「人を幸せにする旅行術」ではありますが、自分も幸せにならなければ意味がありません。
たとえ相手のために計画した旅行だとしても、旅行は人と人が一緒になってつくりあげていくものです。
旅行に行く人全員が幸せでなくてはならず、決して誰かが我慢するものではありません。
人を幸せにする旅行術。
自分も幸せになる旅行術。
それがこの旅行術の本当の目的です。