「旅行に行きたいけれど休みがとれなくてなかなか行けない。」
そういうふうに悩む人は多いと思います。
また、
「毎日単調な生活をしていて面白くない。何か刺激が欲しい。」
そう思っている人も多いと思います。
また、
「彼女(彼氏)と旅行に一緒に行って、喜んでもらいたい!」
「家族を旅行に連れて行って、喜んでもらいたい!」
「妻に日頃の感謝を込めて、旅行のプレゼントをしたい!」
「両親に還暦のお祝いで、旅行をプレゼントしたい!」
そのように相手の事を思っている人もいるかもしれません。
そんな人には、ぜひ「ショートトリップ」という旅行方法をおすすめします。
この僕が提案する「ショートトリップ」という旅行方法。
旅行という行為自体のハードルがとても低く、本当に多くの人が気軽に行く事ができる旅行です。
また、一緒に行く人を喜ばしたいというプレゼントのような目的としても、最適の旅行方法です。
本当にどんな人でも心の底から楽しかったと思える旅行です。
今回はそんなみんなが幸せになれるショートトリップについて詳しく解説します。
ショートトリップとは?
僕は、ショートトリップの定義を「1泊2日や2泊3日の旅行」としています。
では、3泊4日はショートトリップではないのかというと、定義からいうとそうではないという事になります。ただ、旅行の方法については、3泊4日でも全く同じ考え方ですし、僕自身も時々は3泊4日の旅行はしています。
ただ、僕がイメージする「どんな人でも心の底から楽しんで行ける!」といったイメージの旅行としては、1泊2日や2泊3日がぴったりあてはまります。
ここで疑問に思う人もいるかもしれません。
「1泊2日や2泊3日の旅行って本当に楽しめるの?」
気持ちはわかります。
僕自身、以前は同じ考え方を持っていました。
短い旅行なんて旅行じゃない!
絶対に楽しめないし、面白くない!
そういう風に思っていました。
人は不思議なもので、自分が体験していないものについては、どうしても否定的になってしまいます。
けれども、一度思い切って行動してみると、僕の考えは全くの間違いだったことに気づきました。
長期の旅行と変わらず、本当に楽しむ事ができました。むしろ全体としては長期旅行より楽しかったかもしれません。
それ以降、僕は毎年のようにショートトリップをしています。年に平均して3~4回は旅行に行っています。
もし、以前の僕の考え方のまま、長期間の旅行に固執していれば、僕は今現在も旅行に行けないまま、悶々とした日々を送っていたと思います。
ショートトリップという旅行方法へ転換したからこそ、今の充実した生活がある。
そういっても過言ではありません。
ショートトリップのメリット・デメリット
さて、それでは具体的にショートトリップのメリット・デメリットについてお話したいと思います。
まずはデメリットから。
正直デメリットはないと思っています(笑)
1点あげるとすれば、短い期間の旅行のため、交通費が相対的に見ると、もったいないという事くらいです。
例えば、1泊2日の旅行で全体としてかかったお金が5万円。そのうち、交通費が2万円だとすれば、交通費の割合は40%になります。けれども、5泊6日の旅行で全体としてかかったお金が16万円の場合、交通費は変わらず2万円とすれば、割合としては12.5%で交通費の割合はとても低くなります。
これが「もったいない」という意味です。
しかしながら、結局交通費として支払う料金は変わらないので、僕個人としてはそれほどデメリットとしては感じていません。
これがデメリットは「ない」といった理由です。
次に、メリットをあげます。
メリット
・普段の土日や土日に1日プラスして旅行に行く事ができる
・全体として旅行費用を抑えられる
・人によっては1年に何回も行くことができる
・お金に余裕がある人は、宿泊施設に費用をかけられる
・日数が短い事でより充実した時間を過ごすことができる
いくつか抜粋して説明しますね。
普段の土日や土日に1日プラスして旅行に行く事ができる
1泊2日の旅行であれば、土日に行く事ができますし、2泊3日の旅行でも三連休を利用するか、なんでもない土日に1日プラスして旅行に行く事ができます。
これはとてつもないメリットです!
なぜなら、繁忙期でもないなんでもない土日を利用して旅行に行く事ができるからです。
三連休に行く場合はそうでもないですが、普段のなんでもない土日や土日に1日プラスしていく場合には、人も比較的少なく、宿も空いている事が多いので、とても快適です。
例えば、沖縄に行く場合、夏休みシーズンである7月・8月はとても混むと思いますが、多くの人はお盆時期の休みを利用して4泊や5泊で沖縄に行きます。
けれども、ショートトリップでは、こういった時期を避ける事ができ、閑散期である11月や12月に行く事が可能です。
旅費や宿泊費も安くつきますし、人もあまりいませんので、とても快適です。
このように、自分で比較的好きな時期を選べるというのは大きなメリットです。
お金に余裕がある人は、宿泊施設に費用をかけられる
1泊や2泊しか泊まらないため、お金に余裕がある人であれば、費用の高い宿に泊まることもできます。
4泊や5泊の旅行であれば、1泊4万円の宿に泊まれば、宿泊費用だけで16万円~20万円もかかりますが、1泊であれば4万円しかかかりません。これを高いと考えるかは人それぞれですが、高い宿にはそれだけの理由があります。
決して安い宿がダメというわけではありませんが、高いけれどとても感動的な素晴らしい宿にも泊まるチャンスがうまれる!
ショートトリップにはこのようなメリットがあります。
ショートトリップをする上での注意点
ショートトリップについて、気をつけることは全部で3点あります。
まず、1点目。
何よりも一番気を付けることは、
予定を入れすぎない!
という事です。
2泊3日の旅行にしても、1泊2日の旅行にしても、予定を入れすぎてしまうと、そもそも予定通りに進まない事にイライラしたり、何かハプニングが起きたときに、パニックになってしまったりと、旅行が楽しくない思い出となる原因となってしまいます。
多くの人はせっかく旅行に行ったのだからと、あっちに観光、こっちに観光、さらには何か体験まで、様々な予定を入れてしまいます。
それ自体は決して間違いではないとは思いますが、ショートトリップにとっては、この予定を入れすぎることは致命傷になる可能性があります。現地での滞在時間にもよりますが、2泊3日の旅行では2つ程度、1泊2日の旅行では1つ程度の予定が限界だと思います。
実際、僕自身が2泊3日の旅行をする時は、2日目に1つ予定を入れておいて、後は現地で余裕があれば動くというようなスタイルをとることが多いです。1泊2日にいたっては、全く予定をいれません。
旅の楽しみ方は色々ありますので、決して、これが正解!というものはありませんが、
ショートトリップをする上では、この「予定を入れすぎないこと」を絶対に守ってほしいと思います。
さて、他に気を付けなければいけないことは、以下の2点です。
・食事場所は事前に決めておくこと(場合によっては予約しておく)
・泊まる宿は快適な宿を選ぶこと
順番に説明していきましょう。
まず、食事場所を事前に決めておくことについてですが、これもとても重要です。食事場所をどこにするかで迷って、無駄な時間を費やし、挙句の果てに決めた場所はいつでも食べられるチェーン店のレストラン。
そんなことになってはとてももったいないと思います。
旅行先でしか食べられないものもありますし、地元の人に人気のとてもおいしいお店もあります。
隠れ家的なレストランもたくさんあります。
そういった店をできるだけ事前にリサーチし、決めておくことがとても大切です。人気レストランについては予約もしておくことをおすすめします。
今回僕がイメージしているのはあくまでも「夕食」です。朝食については泊まっている宿についている事も多いですし、昼食については現地に着いてからゆっくり決めても良いかもしれません。
あまり全部の食事を決めてしまうと、さきほどの「予定を入れすぎないこと」を守れない状況となってしまい、予定に振り回されるようになりますので、注意してくださいね。
という事で、一番重要視するであろう「夕食」について、決めておくのがおすすめです。(昼食を一番に考えるという人は、昼食を決めておくと良いと思います。)もし現地で決めるのが苦手という人は、昼食についてもある程度は決めておくのも良いかもしれません。
また、夕食については、泊まる宿によっては提供される場合もありますので、その時は利用しても便利ですね。
ちなみに、僕の場合は、2泊3日の旅行の時には、夕食を1回か2回分決めて、あとは現地でゆっくり決めることが多いです。また、1泊2日の旅行の時には、ほとんどが夕食付の宿を選びますが、そうでない場合は事前に予約をしておきます。
最後に、「泊まる宿は快適な宿を選ぶこと」について。
僕がおすすめするショートトリップでは、宿での滞在時間がとても長くなります。それは、最初の注意点として「予定を入れすぎないこと」を推奨しているからです。
つまり、宿の快適性というのがとても重要になります。
普通であれば、所謂大型ホテルや旅館のような場所に泊まることを多くの人がイメージするかもしれませんが、僕がおすすめするのはそうではありません。
僕がおすすめするのは、
「隠れ宿」
です。
「隠れ宿」とは1日に泊まることができる人数が限られていて、宿泊者がとても少ないので、プライベート別荘のような特別な感覚を味わえる、素晴らしい宿の事です。
この隠れ宿の選び方でショートトリップの成功・失敗が決まるといっても過言ではありません。
それ程、宿選びは重要です。
以上、ショートトリップをする時に注意するべき3つのことについてお話しました。
ココがポイント
・予定を入れすぎないこと
・食事場所は事前に決めておくこと(場合によっては予約しておく)
・泊まる宿は快適な宿を選ぶこと
「ショートトリップ×隠れ宿×マイル」という考え方
僕自身の旅のテーマは、
「泊まりたい宿があるから、旅に出る」
です。
つまり、ショートトリップという旅行方法だけでなく、隠れ宿に泊まることも僕の旅のスタイルです。
そして、このショートトリップ×隠れ宿にかかせない要素。
それが「マイル」です。
僕のショートトリップの旅行先は沖縄か北海道等、飛行機に乗ることも多いのですが、そのほとんどがマイルを使って特典航空券を予約し、飛行機代は無料です。
飛行機代が無料なので、僕のショートトリップにかかる費用のほとんどが宿代と現地滞在費となっています。
家族4人で旅行に行ったとしても、1泊2万円の宿に泊まれば、2泊でも4万円という事になり、現地での滞在費を入れたとしても、10万円を超すことはまずありません。
このように、ショートトリップとマイルを組み合わせることで、金銭面では非常にお得になり、そしてさらに隠れ宿をプラスすることで幸せで快適で楽しい旅行となっています。
「ショートトリップ×隠れ宿×マイル」
この組み合わせは旅行にとって最強の組み合わせだと確信しています。
最後に
いかがでしたか?
僕が提案しているおすすめのショートトリップとはどういうものかイメージできましたでしょうか?
何度も言いますが、このショートトリップについては、本当に誰にでもできる方法です。
ただし、1点だけ気になる点があります。
それは、
「旅行費用」
です。
今回、ショートトリップとマイルを組み合わせることによって、非常に安いお金で旅行に行けることについては説明しました。とはいうものの、マイルはすぐに貯めることはできませんし、マイルで航空券が無料になったとしても、それでもそれなりのお金はかかってきます。
普段ぎりぎりのお金で生活をしている人にとっては旅行に行くのは厳しいかもしれません。
そこで、
「旅行に行きたいけれど、お金がない」
「旅行費用を捻出したい!」
という人に向けて、別の記事でその解決方法について説明しています。
こういった思いがある人はぜひ下記の記事を参考にしてくださいね!
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旅行費用を貯める方法
旅行に関する悩み ・新婚旅行に行きたいけれど、お金がない ・大学生になって友達に旅行に誘われたけれど、お金がない ・家族で旅行に行きたいけれど、お金がない ・恋人(彼氏・彼女)と旅行に行きたいけれど、 ...
最後になりますが、旅行は人の生活を豊かにするものだと思っています。
旅行に行く事で人生が変わることもあります。
それくらい旅行には無限の可能性があると思っています。
今何かの理由で旅行に行けないという人がすこしでも旅行に行ける希望が持てるよう、手助けできればと思っています。
あなたの楽しく幸せな旅行人生が送れることを願っています。