旅行でよく聞く失敗話
旅行と言えばよく聞く話に、
旅行に行って恋人と喧嘩した!
旅行に行って奥さん(旦那さん)と喧嘩した!
といった旅行に行く事によって仲が悪くなったという話があります。
僕自身も大昔ですが、旅行中に友人と喧嘩をしたことがあります。
この友人との旅行は、幸いにも旅行中に仲直りして、最終的に楽しい旅行となったので、良い思い出となっていますが、
実際に喧嘩した人達の体験談を聞くと悪い思い出になってしまったという事も多いと聞きます。
旅行に行って喧嘩したカップルが別れたり、旅行に行って喧嘩した家族がもう二度と旅行にはいかなくなったり。
せっかく大切な時間とお金を使って旅行に行ったのに、このような状況になってしまっては、とてももったいないと思います。
このようなもったいない話を聞くたびに、「人を幸せにする旅行術」を知っていれば良かったのに・・と僕は悔しい気持ちになります。
大失敗した旅行
話は少し変わりますが、僕がこの「人を幸せにする旅行術」を意識しはじめたのは、ある大失敗した旅行があったからです。
それは大学生の卒業旅行で行ったオーストラリアへの旅行。
当時付き合っていた彼女(今の奥さん)との旅行でした。
あの頃は海外に行きたい!その気持ちばかりが強く、相手の事を考えた旅行は全くしていませんでした。
どこに行こうかとほとんど話し合うこともせず、自分がオーストラリアが好き!という理由で、行先を決定しました。
具体的にオーストラリアのどこに行くかについても、それまでに僕自身が2回オーストラリアに行ったことがあるからという理由で、自分が行ったことのない地域であるメルボルンとエアーズロックに行く事を決めました。
当時、奥さんは文句の一つも言わずに表面上は快諾してくれましたが、これは人を幸せにする旅行術とはほど遠いものだと今ならよくわかります。
その決定的な理由が、旅行3日目で奥さんから出た言葉でした。
「もう日本に帰りたい・・」
旅行は8日間でしたが、そのたった3日目でこの言葉を出させてしまいました。
その後はなんとか旅行を続け、日本に帰ってきました。
楽しい思い出も多少は残ったかもしれませんが、3日目で帰りたいと思う旅行は今の自分が採点するなら0点です。
この大失敗の旅行をきっかけとして、僕の「人を幸せにする旅行術」が生み出されてきました。
一緒に行った人に、
帰りたい・・・、全然面白くない・・・
そのように思わせてしまう旅行は絶対にしてはいけません。
なぜなら、一度の旅行でその人との関係が破綻してしまう危険性があるからです。
かなり前になりますが、「成田離婚」という言葉が流行りました。
新婚旅行に行った夫婦が帰ってきてから離婚するという悲劇的なものでした。
もちろん色々な原因があるとは思いますが、一つの原因として相手のことを十分に考えず旅行を計画したからだと思います。
例えば、成田離婚の原因の一つでよく聞く事ですが、男性が英語をしゃべる事ができず現地でおろおろして頼りないと思われたといったものは、一見その男性の能力や性格に原因があると思われますが、決してそうではありません。
男性自身は英語ができないというのは自分の事ですのでよくわかっていたと思います。
相手が困るであろう事を考えれば対策をうっておくべきだと思います。
すべてをツアーコンダクターに任せるとか、そもそも海外に行かずに国内で思いっきり贅沢な旅行にするとか、究極は英語の勉強をするとか。
相手の事を考えて、事前に相手に相談し、対策をしておけば、きっと離婚のレベルまでにはならなかったことだと思います。
たかが旅行、されど旅行。
旅行には大きな危険性も含んでいるのです。
最後に
だからこそ、あなたには「人を幸せにする旅行術」を知ってもらいたいと思っています。
「人を幸せにする旅行術」は単純に旅行の仕方について解説しているものではなく、そこには旅行を通して人間関係を良くする方法ということが含まれています。
「人を幸せにする」という言葉はそういった意味です。
旅行が好き、これから旅行を計画している、誰かを誘って旅行に行きたい!旅行をプレゼントしたい!
そういった人には絶対に「人を幸せにする旅行術」を知ってもらいたいと思います。