旅行記(ちょび旅) 隠れ宿に泊まろう

能登九十九湾にある素晴らしい宿「百楽荘」。洞窟風呂も釣りもプリンも!子連れでも楽しめる!

能登半島への旅行で泊まった宿の一つが、能登半島九十九湾にある「百楽荘」という宿です。

能登半島の九十九湾に面した素晴らしい立地にあるお宿で、部屋から見える景色には本当に感動しました。

今回は、そんな石川県ではとても有名な宿の一つである「百楽荘」について、徹底解説します。

アクセスやチェックインについて

地図を見て貰えばわかると思いますが、本当に九十九湾を一望できる場所に立っています。

このような立地ですので、わかりにく場所にはありますが、迷うほどの事はありません。宿の入り口は、県道35号線からの一本道。ここから宿まで坂を500mほど登ります。

坂を登ると、正面に百楽荘の建物が見えてきます。駐車スペースも隣接してあるので、非常にわかりやすいです。

正面玄関を入ると、すぐにロビーがあり、チェックインは朝食を食べる別室へ案内されます。そこから見える九十九湾の景色もまた絶景で、ウェルカムドリンクとお菓子をいただきながら、幸せな気分になることができました!ちなみに、ウェルカムドリンクではビール(小)も頼む事ができます。僕は頼みませんでしたが、この景色で飲むビールは最高だと思います!!

お部屋について

我が家は、鶴鈴(KAKUREI)というお部屋に宿泊しました!

”和創匠”と称される旅館デザイナー・松葉啓氏が設計した懐かしくて新しい和空間だそうです。部屋の広さもちょうどよく、バルコニーも付いていて、そこから見える景色がまた絶景でした。

部屋の設備についてもウォシュレット付きのトイレやコーヒーメーカー、冷蔵庫にはお茶も入れてくれていて、十分な設備が備わっていました。浴槽はなくシャワーだけでしたが、この百楽荘の名物は後で説明する「洞窟風呂」ですので、僕としては部屋に浴槽がないことは全く問題なかったです。もちろん、浴槽や露天風呂のある部屋もありますので、もし必要な場合は、そちらに泊まってくださいね!

一つだけ注意事項を!この百楽荘は、多くの人が知っている予約サイト「一休.com」や「じゃらん」でもちろん予約できるのですが、そこの口コミを見るとたまに、「部屋がとても残念だった」「写真で見る部屋と違った」という口コミが見られます。僕が泊まった部屋は残念という言葉が出る理由が全くないくらい素晴らしいお部屋だったのですが、なぜこういった口コミが出てしまうかと言うと、百楽荘には、スイートルームが6部屋と、我が家が泊まったような名前のついたスタンダードルームと名前のないスタンダードルームがあります。この中で名前の付いていないスタンダードルームに泊まってしまったためにこういった感想が出てしまうのだと思います。

この名前の付いていないスタンダードルームはおそらくキャンペーン等で非常に格安なプランで提供されていて、だからこそ一般的な値段(高級宿ですので、高い値段ですが)で泊まった人との差別化をはかっているのだと思います。ですので、百楽荘を存分に味わいたい人は、お金をかけてでも、良い部屋に泊まるようにしましょう!旅の思い出は部屋の良し悪しで大きく変わります。そこは、大事にしてくださいね!

最高の場所で食事ができる!!

さて、食事(朝食と夕食)についてです。

百楽荘では、朝食はチェックインの際に案内された九十九湾を見下ろせる場所でいただくことができます。

朝食のボリュームも十分で美味しくいただけました。小さな乳幼児用の食事も用意してくれますので、嬉しいです!子ども用の食事は結構量が多いので、ほぼ間違いなく余ると思います、大人用も量が十分にあります。個人的にはのどぐろの干物がとても美味しかったです!さすが北陸!朝からこういったメニューがいただけるのはとても幸せです。

そして、朝食であれが出てきました!!百楽荘名物「能登ミルクと能登たまごのプリン」。名物とは知らなかったのですが、朝から食べられる美味しいプリンの感動しました。食事をお腹いっぱいで残した我が子も、プリンだけは一瞬で食べ終わっていました(笑)

この名物プリンは売店でも販売されていますので、お土産にはおすすめです!1箱3個入り1500円(税別)というとんでもない値段ですが、お土産としてはとても良いものですよね〜。


 

夕食は、宿の地下2階にある海辺の食事処でいただけます。百楽荘は崖に立っている不思議な構造をした建物で、地下2階がちょうど九十九湾の高さと同じレベルにあります。この海上(湾上?)デッキで食べる夕食がまたすごい!!暗くなると海上デッキ周辺がライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。

夕食ももちろん子ども用の食事を準備してくれ、我が家の5歳児にはなんとも贅沢なご飯でした。ただ、一点だけ残念な点。夕食はあまり美味しくありませんでした、見た目や食事場所の素晴らしさから期待値が上がってしまったこともあるのですが、味付けがいまいちでした。ここが改善されれば、この百楽荘は最高レベルの宿になると思います!!これは今後に期待しています。最後のデザートは見た目も可愛らしく、美味しかったです。

子ども用夕食

それにしても、夕食の場所は本当に素晴らしかったです!食事後に、子どもと一緒に海上デッキを歩いたのですが、周りの暗さとデッキの神秘的な灯りに、我が子はドキドキしながらも喜んでいました!

ここでしか味わえない洞窟風呂!!

この百楽荘の名物の一つ。

洞窟風呂!

食事ができる海上デッキと同じ地下2階にあり、エレベーターで地下2階に降りた瞬間、まるでディズニーランドのアトラクションような光景が広がります。

その通路を50mくらい進んでいくと、洞窟風呂の入り口があります。

個人的には洞窟風呂自体は作り物感が強かったのでそれほど感動はしませんでした(子どもは喜んでいました。)。けれども、その洞窟風呂のさらに奥にある露天風呂が本当に素晴らしかったです!深緑の植物に囲まれて、一人で入る大きな壺がいくつか置かれています。そこからも九十九湾を見下ろすことができ、本当に癒される空間でした。

この洞窟風呂、時間で男女入れ替え制になっていますので、1泊の場合は必ず男性か女性かどちらかしか、夜に洞窟風呂を利用できないので、注意が必要です。チェックアウトまで時間がありますので、朝入る事はできます。この洞窟風呂は必ず利用してもらいたいです。

海上デッキ桟橋で釣りができる!!

さて、海上デッキの話は今まで何度か出てきましたが、実はこの海上デッキで釣りができます。

この桟橋はもちろん宿泊者専用で、フロントで釣り具やエサの貸し出しもしているので、手ぶらでも気にせず釣りが楽しめます。ただし、釣りをするつもりであれば、事前に釣り用の服装を持っていった方が良いです。絶対に汚れますので。一応、浴衣姿でも釣りを楽しめるというのが宿の売りでもあるようですが、そのような格好の人は皆無でした(笑)。釣った魚は調理して翌日の朝食に出してもらうことも、持ち帰りも可能(調理代や持ち帰りの箱代は別途費用がかかります)。

釣りはなんと日が暮れてからも可能で、実際我が家が夕食を食べている時にも、結構な数の人が釣りを楽しんでいました!幻想的な雰囲気の中で釣りが楽しめるのは、釣り好きには最高ではないでしょうか。アジやクロダイ、カワハギ、真鯛、スズキなどが釣れるそうです。

公式HPより

最後に

いかがでしたか?

能登半島にある能登九十九湾百楽荘を紹介しました。

九十九湾に面したこの景色を見るだけでもとても価値のある宿だと思います。とても人気のある宿にも関わらずそれほど客室数は多くありませんので、予約時期には注意が必要です。ぜひ早めに予約しましょう!

能登半島に旅行に行った際にはぜひ百楽荘へ♪

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