僕は、ここ15年近く、多くの人が旅行をするGWや年末年始などの大型連休に旅行に行ったことがありません。
行けないのではなく、あえて行こうとしていません。
理由は、多くの人が感じる事と同じことですが、
費用が通常の2~3倍は当たり前(場所によってはそれ以上)
混雑している
からです。
費用については、僕自身としては本当にもったいないと思っていて、そういった繁忙期である大型連休に行く費用で、通常期の旅行が2~3回できるかと思うと、とても行く気にはなれません。
閑散期に旅行に行けば、なおさらです。
僕はよく沖縄旅行に12月に行くのですが、この時期は海に入ることは基本的にはできないので、12月は沖縄にとっては閑散期。
そのため、とても安い費用で飛行機の予約や宿の予約が可能です。
絶対に海に入りたい!っていう人にはおすすめはできませんが、僕も含めそうでない人にとっては、12月の沖縄は気候もちょうど良く、閑散期どころか最適な時期です。
ただ、どうしてもある程度の日数を確保して海外(特に、欧米等の遠い場所)に行きたいと思った時には、GWや年末年始等の長期休暇を確保できる時期に行く必要はあります。
しかしながら、海外に行くとしても、比較的近場の東南アジア等であれば、2泊3日か3泊4日で行く事が十分可能ですので、海外に行きたい!と思った場合は、そちらを優先すると思います。
それ程、旅行費用(お金)というものを重要視しています。
同じ20万円だとしても、
通常期や閑散期の日程で、最高の宿に泊まり、最高のご飯を食べ、貴重な体験をする20万円
と
繁忙期の日程で、普通のホテルに泊まり、観光客用に作られたご飯を食べ、人が多くても予約できる体験をする20万円
では、圧倒的に前者の方が素晴らしいと思うからです。
お金の使い方は人それぞれですが、僕自身はそのお金の使い方をとても大切に慎重に考えています。
お金をケチるのではなく、じっくり考えて使う。
たとえお金がたくさんあったとしても、これがとても重要だと思っています。
そして、もう一つの理由である「混雑」について。
これも言うまでもないですが、混雑していると直接旅行とは関係のないところでとても疲れてしまいます。
旅行場所によっては、目的地まで行ってしまえば、観光客はほとんどいないなんていう状況もありますが、それでも目的地に着くまでは必ずどこかで混雑を経験すると思います。
普段は並ばなくてもよい検査場で並んだり、電車で押しつぶされそうになったり、高速道路が混んでいたり、普通の飲食店で並んだり、ホテルのチェックインに時間がかかったり、レンタカーの受付に時間がかかったり、ツアーでものすごい人が一緒に参加したり。
様々なシチュエーションにおいて、「旅行=疲れる」の要因が発生してしまいます。
多少人がいないと旅行に来た気がしない!という人もいるかもしれませんが、僕の経験上、閑散期に行ったとしても人がほとんどいないというような状況はメジャーな観光地ではあり得ません。
以上が、僕がGWや年末年始等の繁忙期に旅行に行かない理由です。
莫大な費用、混雑。
旅行にとって負の要素となり得るこの二つが同時に発生する繁忙期はできれば旅行を避けるのが良いと思います。
僕が推奨している1泊2日や2泊3日のショートトリップは、わざわざ繁忙期に行かなくても、通常期や閑散期を狙うことも可能です。
「旅行=長期間」という考えを一度捨ててみてはいかがでしょうか?