世界には日本以上に隠れ宿がたくさん存在します。
今回は特別編として、インドネシアのバリ島ウブドにある隠れ宿
「Green Village(グリーンヴィレッジ)」
という全てが竹で作られたとても変わった宿を紹介します。
基本情報
【所在地】ウブド(バリ島)/インドネシア
【客室数】全12棟
【参考価格】1棟 6280000ルピア(日本円で50000円弱)
※値段は泊まるVillaによって異なります。参考程度として下さい!
【おすすめ利用シーン】友人と、家族と、恋人と
ココがおすすめ
・材料に全て竹が用いられた建物
・最大6階建て、高さ23mのダイナミックな建物
インドネシアのバリ島ウブドにある全てが竹で作られたとても斬新な建物です。
バリ島と言えば「海」のイメージが強いかもしれませんが、ウブドはバリ島の中心地から車で90分ほど内陸に入った場所にあるため、海とは縁が遠い、深い山に囲まれたエリアです。
ライステラスと呼ばれる棚田で有名なウブドですが、実は芸術や芸能でも有名なとてもおしゃれな観光地でもあります。
まさにそのようなウブドにぴったり当てはまるのが、この竹でできたホテルです。
デンパサール空港から車で約1時間。
2ヘクタールの敷地に、12棟のヴィラが建っています。
最も高いヴィラは6階建で、高さ23mもあります。
まずワクワクさせるのが、まるでテーマパークのようなドラマチックなエントランスブリッジ。
そのエントランスブリッジを抜けて、エントランスからつながる4階部分には、オープンなリビングスペースがあります。
あたり一帯、森で囲まれた開放的な空間は、刻々と変化する自然の変化を間近に感じられ、心地よい風が吹き抜けるとても素敵な場所です。
家具も照明も全て竹で作られており、竹に弦を張って楽器にしているなど、様々な部分に工夫を凝らしたとても居心地の良いホテルです。
竹はふんだんに生える。
竹は成長が早く、4年のサイクルで育っていく。
竹は環境に最も負荷のかからない建築材料。
竹という材料の利点に着目し、大胆に作られ、自然と共生する空間をつくることを目的として建築されたGreen Village。
法規制の厳しい日本ではなかなか体験できない宿です。
建築家の間でもとても有名な建築物で、宿泊だけでなく、見学だけのツアーがあります。
なお、このホテル。
実は、正式なホテルではなく、それぞれの棟にオーナーがいて、そのオーナーが不在の時だけ、宿泊施設として貸しているとても貴重な宿です。
6名程度の定員の棟が多いですが、10名以上で泊まっても十分すぎるくらいの広さがあります。
唯一のデメリットがアクセスの悪さ。
自分でオートバイをレンタルするか、タクシーをチャーターして行くしかありません。
普段とは違うバリ島を体験しに、ぜひウブドに行き、
このホテルに泊まってみてはどうでしょうか?